筆者が電験三種に合格するまでの体験  (勉強法)

はじめに

筆者は5年間落ち続けて6年目でようやく受かりました。

他のサイトで上げているような1~3年で合格した人たちのように、一日長時間きっちり勉強できるほど、集中力・時間がある人ではなかったため、勉強方法は、一発合格を狙う方には、お勧めできません。

しかし、ただ一つ、モチベーションを維持し続けることに関しては、とても苦労したので、このサイトを開き、ぜひ、参考にしていただけたらと思います。

筆者の知識

筆者の経歴は以下の通りです。

仕事では、大きなプラントを持った工場で、現存する電気設備の保全管理業務や、新規電気設備の導入などを検討から、メーカーとの打ち合わせを通し、稼働させるまで、電気技術者としての仕事をしています。

高校 普通科卒業

大学 工学部電気科卒業

仕事 プラントエンジニア(鉄鋼)勤務

筆者の取得資格は以下になります。

電験三種 2018年合格

電験二種 2019年合格

冒頭申し上げました通り、筆者は電験三種に合格するまで、6年かかっています。(6回受験)電験二種に関しては、合格2年前から同時に受験をしています。

筆者の当時のライフスタイル(今も同じ)

勤務時間

平日 8:00出勤(1時間前に起床)、20:00~21:00帰宅(残業によって幅あり)

土日祝 休み(ただし、結構呼び出されます)

電験三種の勉強時間の確保は、

平日

正直平日の場合難しかったので寝る前の30分~1時間ながら勉強、土日勉強した内容の記憶を忘れないように、勉強した範囲のページをペラペラめくる感じです。

最初は、ちょっとだけ、やった範囲を見直しして、次の新たな範囲を習得する勉強をしようと試みていたのですが、、、不安になって、やった範囲のページを何度も見直してしまうんですよね(笑)。

結局、次の新たな範囲に手を付ける前に眠気に負けていました。( ´∀` )

ただし、試験2週間間近になると、2~3時間暗記事項を頭に叩き込んでいましたよ!

土日祝

睡眠に欲深く、最初の勉強スタートに時間がかかるタイプでしたので、だいたい昼12時~17時まで、図書館などの静かな場所に移動して環境をかえて勉強していました。

2時間くらい経つと、今日習得しようとしていた目標範囲の1/4も終わってないのに、やった気になってきて、妙にトイレの移動や、コンビニへの立ち寄りといった気分転換(小休憩)が増えてきます💦。おそらく。。。結果的には3時間半くらいが机に向かっていた時間で、集中して勉強できたのは2時間半くらいだったと思います。

ただし、試験2週間間近になると、電験に意識が向いて、勉強する時間も、集中する時間も増える感じです。

 電験に若き人生をすべて捧げる気はなかったので、当然、友達等の約束がある日は、土日祝日をすべて、遊びに捧げていました。息抜きは大事ですしね

(だいたい、年間の2/3くらいは遊びの日だったと思いますよ(笑))

ここまで書いてきて、かなり、だらしない生活にも個人的には見えてしまいますが、勉強時間は気にする必要はなく、大切なのは、短い時間でどれだけ新たに理解できた内容があるか(理解量/時間)なので、効率よく単元を理解できる教材、環境に出くわせた人は、筆者のような勉強量でも、3年以内に合格はできると思います。

(現に2種は、このスタイルで、3種と並行して3年で合格しています。)

筆者のように、なかなかいい教材、環境に出くわせなかった人でも、筆者がそうだったように、6年あれば、いろんな教材に手を付けて、いずれ理解の範囲が深まり、合格には、必ずたどり着けます。ただ、モチベーションだけ保ち続けること。これが最も大事なことです。

そして、6年もしくは、それ以上の時間をかけないために、このサイトでは、最もわかりやすいと筆者が感じた教材でも、説明が足りてないと感じた範囲を、紹介し、毎日のモチベーションアップの話題とプラスしてわかりやすくトピックスで説明していきたいと思いますので、電験を頑張る皆さんの助けになればと思います。

筆者の勉強の教材

まず初めに、使用する教材は以下を強くお勧めします。逆にこの教材以外は、どんな初心者の方でも必要ないと思っています。筆者もいろいろな教材に手を染めてしまいましたが、すべて無駄だったと自覚し、反省しています(;^ω^)

・完全マスター(理論、電力、機械、法規)

ここに出てこない問題は、多くて3問程度、現場経験でしか解けないような問題です。試験が差し迫ってくると、つい他の教材を買って安心したくなりますが、時間を無駄にしてしまいますので、絶対買わないよう心掛けてください。

あとは、ネットで過去問を電気技術者試験センターから印刷してください。一通り完全マスターの内容が理解できてからです。試験形式の勉強は重要ですが、最初にどの程度できるか力試しをするつもりで問題から解くと、よっぽどの天才でない限り、心が折れます(笑)。一番、資格取得に大事なのは、先ほども申し上げましたが、モチベーションです。

わからないことがあった場合は、本を購入するのではなく、ネットで調べることをお勧めします。最近は、いろんなサイトがあり、十分対応できますし、調べるうちに最新の情報も入ってき、理解も深まります。

もちろん、筆者のこのサイトでも、物理イメージが伝わりにくく、理解がすっきりできないと思った範囲を取り上げますので、参考にしていただければと思います。

筆者の勉強方法

電験三種の勉強方法も二種の勉強方法も、同じ方法で勉強を進めています。

① 7割以上理屈が理解できるまで、参考書をじっくり読む。

(練習の計算問題も解かずに解法まで目を通すこと。)

② わからないところはネットを参考にわかるまでひたすら調べる。

③ 1時間以上わからなかったところは付箋する。

④ ①で理屈を理解した計算の練習問題は、解法を暗記するまでみて、一度だけ、解法を隠して紙に解いてみる。解法を間違った部分のみマーカーでしるしをつける。

⑤ 15~20ページ(自分の一時的に暗記できる範囲の限界)まで読み進めたら、最初から読み返し、暗記しなくてはいけない部分にマーカーやしるしをつける。

⑥ 記憶時間に限界が近づいたと思ったら、マーカーを基準に(練習問題も)見返す。これを繰り返す。

これをひたすら繰り返しました。この勉強方法は、筆者のすべての勉強においてこの方法で進めています。

書いて覚えてノートを作るといった人もいるようですが、筆者は書くのに満足してしまうので、書き写すことはせず、基本は繰り返し見て覚えます。電験三種はマークシートですから、漢字や言葉のイントネーションの細かな違いまで気にする必要もないとも思っています。

書かなくても、隅々まで理解できるところまで読み込めば、記憶は理解に時間がかかった部分に、より強く定着しますし、わからなかった部分は、疑問として深く頭に残りますので、理屈が理解できないまま公式は書けちゃったりもします。

計算の練習問題も一度しか書かないのは、解法の暗記が目的ではなく、自分がよく間違える解法の癖を見つけることが目的だからです。ぜひ、勉強方法の効率が悪いと自覚しているならば、試していただければと思います。 電験三種で使用した参考書は、先ほど申し上げました通り、完全マスター(理論、電力、機械、法規)で勉強を最終的に進めました。最終的に進めたというのは、筆者がこの教材にたどり着く前にたくさん寄り道をしてしまったからですね、、、。完全マスターは、説明の過不足はあれど、試験に出るすべての範囲を網羅しています。

完全マスター電験三種受験テキスト 法規(改訂4版)

新品価格
¥2,970から
(2020/11/21 21:24時点)

完全マスター 電験三種受験テキスト 理論(改訂3版)

新品価格
¥2,970から
(2020/11/21 21:22時点)

完全マスター電験三種受験テキスト 電力(改訂3版)

新品価格
¥3,080から
(2020/11/21 21:23時点)

完全マスター 電験三種受験テキスト 機械(改訂3版)

新品価格
¥3,080から
(2020/11/21 21:23時点)

コメント

タイトルとURLをコピーしました