【理系のための企業研究】各メーカーの特徴と方針を知ろう 17回目 (総合電機)東芝

理系企業研究(2021年)

ここでは、理系の方向けに、企業の面接官が重要視するやりたい仕事と企業側の事業方針のマッチングを調べる手助けとして、さまざまなメーカーを取り上げ、いろんな事業情報を基に、その企業の特色と力を入れて取り組もうとしている事業(仕事)が何かを紹介してゆきます。

今回は東芝を取り上げます

総合電機メーカーである東芝は、中核である東芝本体が新たな事業の創出と各事業の効率化を図る形で事業形態を作っています。

東芝の目指す事業の方針は、すべての事業領域に情報通信機器を搭載させ、インターネット環境を構築(IoT化)することで、すべての製造ラインや導入したインフラシステムなどでAIによるデジタル仮想空間を構築。これにより、監視・保守・効率化・予測が行えて、コスト競争力の強化や新たなサービス創出につなげられることです。

東芝では、上記のような事業環境の構築を以下の拡大してゆくであろう需要に向けて進めてゆく方針です。

東芝ほど大きな事業になると、それぞれの会社で行われる事業の役割の違いが分からなくなる方も多いと思います。そこで、今回は、半導体とモーターを例にとって、東芝本体と持分会社で事業内容がどのように分かれているのか紹介します。

まずは、新しいものが作り出される事例として、半導体が作り出されるまでを例にとって考えてみます。東芝本体の研究開発・生産技術部門と傘下の東芝デバイス&ストレージでは、以下のような業務が行われています。

続いて、既に製品化されているものをより良いものにする事例としてモータや発電機など考えてみます。東芝本体の研究開発・生産技術部門と傘下の東芝エネルギーシステムズや東芝インフラシステムズでは、以下のような業務が行われています。

もっと、この会社の事業方針を知りたい方は、会社HPのIR資料を見るとより詳細が知れると思います。また、実際の仕事内容について、どのようなことをするのか知りたい方は、最終的に企業を訪ねるのがベストですが、それによって企業に第一印象を持たれるのが怖い、まだ、そこまでしたくないという方は、転職エージェント経由で仕事内容を教えてもらう方がよいと思います。紹介してもらう目的ではなく、個人では聞きにくい情報を企業に聞くためのツールとして利用してみてはいかがでしょう。

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